【star kingdom】
-The apocalypse of yellow king-『星斗の王国』
STORY
「やあ、小さな王様。膝を抱えて過ごすのに、そろそろ飽きてきたんじゃない?」
住人のほとんどが星座の名前を司る12の勢力に別れている王国「コンストレイト」。
コンストレイトでは日々、内乱、紛争が各地で起こっていた。
10年前、国王が原因不明のまま死亡。
王位はそのまま息子のレグルスへ。しかし、レグルスは父親が死んでしまった哀しみと王位に立つ不安で引きこもりになってしまう。
王のいない国は初め混乱していたが、すぐに強い勢力の家系により安定していく。
政権がアリエス家のものになり、好き放題するようになってから5年。国は次第に綻び、内乱を初め治安が悪くなっていった。
レグルスはそんな国の状況をフードを被った男に知らされ、国を改善しようと立ち上がる。
まずは各家の当主を集め話し合うため、『レユニオン』を開く。
しかし、見事に意見は真っ二つ。
一つは、アリエス家の政権を返還させ、国を再建しようとするレオ派。
もう一つは、政権はそのままに王族の権限を撤廃させようとするアリエス派。
コンストレイトでは、この二つの派閥による争いが起ころうとしていた。
WORLD
『コンストレイト』
大陸の内陸部に存在する王国。それなりに発展しており、他国からは『星の国』と呼ばれている。
星座の名を冠する家が12存在しており、国の中でも地位が高い。最も高いのはレオ家。
国民で戦闘が可能な者は基本的にレオ家を除いた11の家に属している。
ギルドのようなもの。属しているだけで、住む場所や生活費などを支援してくれる。
各家によって方針が違うので自分にあった家に属することが多い。
コンストレイトが星の国と呼ばれる由縁は、絶対に翳ることのない満点の星空によるもの。
言い伝えによると、この国の星空をいたく気に入った神様が空に魔法をかけたらしい。
そのため、日中いくら天候が悪くても夜には必ず晴れる。
不気味なほど綺麗に輝く星空。